夏野氏:経営者としていちばん大事なのは、現場の人間にお金や事業のバランスをなるべく心配をさせないことです。 まずある程度の枠を作って、その中で自由にさせる。現場のクリエイティビティーを維持するためには、「お前の見えないところで何とかやっているから、この枠の中で自由に行け」というやり方がいい。その枠が守られている限り、たとえお金がかかっても別のところでつじつまを合わせるのが経営者の姿だと思っています。 逆に言えば、自分のクリエイティビティーを抑えたり、開発の意思を弱めたりする「言い訳」を現場に与えないということです。言い訳をさせない環境を作ることが、僕は経営だと思っている。現場にはどんどん突っ走ってもらいたい。